みんなが知らない最近の医療

人間ドックを手軽にするために医療機関がしている工夫

人間ドックの際の、胃カメラや大腸ファイバー検査が苦しい物だと言うのは、一昔前の話です。
今は、患者さんが少しでも苦しい思いをしなくても良いようにと、医療機関でも色々と工夫しています。

胃カメラでは、鎮痛剤を一人一人に合わせて投与して、軽く眠ってもらうこともできます。
夢心地でウトウトしている間に検査が終わるので、終わったことを告げると、みなさん異口同音に「えっ?もう終わったのですか?」、「全然苦しくなかった」「苦しいことは覚悟してきたのに拍子抜けだわ」などと仰います。

大腸ファイバーでは、腸をきれいにするために検査前に洗腸液を飲んでいただきますが、飲みやすくするための工夫として、味をつけています。
また以前は、2リットルから3リットルもの大量を飲んでもらっていましたが、近年は1人1にの体格や便通状態に合わせて、できるだけ少量ですむようにしている医療機関が多いです。

また女性の人間ドックでは、婦人科の検査に羞恥心を伴いますが、少しでもそれを軽減できるように工夫を行っています。

下半身裸の状態で、更衣室から内診台まで移動するのではなく、巻きスカートを用意したり内診台のすぐ横で脱衣できるようにしています。
内診台のカーテンも、「ないほうが良い」「検査する医師の顔が見える方が良い」という声も多いので、なくしている医療機関も増えてきました。

そして、朝ご飯を食べずに人間ドックを受けると、検査が終わった時にはお腹がペコペコでしょう。
多くの医療機関では、ホテルと提携してランチをつけたり、近隣のレストランのお食事券をつけたりしています。

毎年、自分の誕生日辺りで予約を取って人間ドックを受けて、命の大切さを感じつつ産まれてきた奇跡に感謝しつつ、ホテルで食事をして帰るという人もいます。